こんにちは、双子パパリーマン TAKEです。

え、双子なの!?!?
妊娠がわかって2回目の妊婦検診を終えた妻から、双子であることを告げられた時はとても驚きました。
それと同時に、産婦人科医から双子出産のリスクの説明を受けた妻は、とても不安がっていたことを今でも覚えています。
当然双子を授かったことの喜びは大きいですが、それと同時にリスクや大変さも増えることを知っておく必要があります。
私自身、新米の双子パパですが、事前に双子出産に関する知識を持っていたことで心の準備ができました。この記事では双子出産について知識・リスク、パパとしての心構えについて詳しく解説します。
1. 一卵性双生児と二卵性双生児の違い
そもそも双子には「一卵性双生児」と「二卵性双生児」の2種類があります。
種類 | 受精の仕組み | 遺伝的特徴 | 性別 | 発生確率 |
---|---|---|---|---|
一卵性双生児 | 1つの受精卵が分裂 | 遺伝子が完全に同じ | 必ず同じ | 約0.3~0.4%(自然妊娠) |
二卵性双生児 | 2つの卵子が別々の精子と受精 | 遺伝的には普通の兄弟と同じ | 異なる場合もある | 約1%(自然妊娠) |

顔がそっくりなほうが一卵性になります!
私のこどもたちも一卵性で顔がそっくりです!
二卵性は遺伝や体質が影響することが多いですが、一卵性は自然発生的に起こるため、特定の遺伝的要因とは関係がないとされています。
2. 一卵性双生児の種類とリスク
一卵性双生児は、胎盤(絨毛膜)と羊膜の数によって以下の3つに分類され、それぞれリスクが異なります。
種類 | 特徴 | リスク |
二絨毛膜二羊膜(DDツイン) | 胎盤も羊膜も2つあり、二卵性と同じ構造 | 最もリスクが低い |
一絨毛膜二羊膜(MDツイン) | 胎盤を共有し、羊膜は別々 | 双胎間輸血症候群(TTTS)のリスク |
一絨毛膜一羊膜(MMツイン) | 胎盤も羊膜も共有 | へその緒の絡まりや圧迫のリスクが高い |
(1)DDツイン(最もリスクが低い)
- 一卵性双生児の約1/3がこのタイプ
- 胎盤・羊膜が別々のため、栄養供給が平等になりやすい
- リスクは比較的低い
- 二卵性双生児もDDツインに分類されます
(2)MDツイン(リスク中程度)
- 一卵性双生児の約2/3がこのタイプ
- 双胎間輸血症候群(TTTS)のリスクあり(胎盤の血流が偏り、一方が栄養不足・過剰になる)
(3)MMツイン(最もリスクが高い)
- 一卵性双生児の1%以下の稀なケース
- 胎盤も羊膜も共有するため、へその緒が絡まりやすく、胎児の成長に大きな影響

私の子供たちはMDツインでしたが、初期はMMツインの可能性もあると説明を受けており、とても不安が大きかったことを覚えています。
3. 双子妊娠のリスク(ママと赤ちゃんへの影響)
① 早産のリスクが高い
- 双子は約50%以上が早産(37週未満)で生まれる
② 妊娠高血圧症候群になりやすい
- 妊娠中の血圧上昇やむくみ、腎機能障害などが起こるリスクが高まる
③ 妊娠糖尿病のリスク増加
- 胎盤が大きくなる影響で血糖値が上がりやすい
④ つわり・体調不良が重くなりがち
- 胎児が2人いることでホルモンバランスの変化が大きく、つわりがひどくなるケースが多い

私の妻は特につわりがひどく、妊娠4‐5か月がほぼ食事がとれていない状況でした。
4. パパの心構え・サポート
妊娠中のママは出産に対する不安のみならず、ホルモンバランスの乱れなどから体調・精神面ともに不安定になります。
なので、パパとしてのサポートが何よりも大事になります!!
① 妊娠中のママの体調を最優先に考える
- 家事の負担を減らし、休息を取れる環境を整える
- 食事の準備や買い物を積極的にサポート
② 妊婦検診や情報収集を一緒に行う
- 定期的な妊婦検診に同行し、医師の説明を一緒に聞く
- 双子妊娠のリスクや対策を学び、理解を深める
③ 精神的なサポートを忘れない
- 妊娠中はホルモンバランスの変化で不安になりやすい
- 「いつも頑張ってくれてありがとう」と感謝の気持ちを伝えることが大切

なんやかんや「ありがとう!」がなによりの薬になります。
5. まとめ
✅ 一卵性・二卵性双生児には、それぞれ異なるリスクがある
✅ 特に一卵性双生児のMD・MMツインはリスクが高く、慎重な管理が必要になる
✅ 妊娠中のママの体調をサポートし、夫婦で協力しながら準備することが大切
双子の出産はリスクが大きく不安に感じることは多くあると思いますが、
その分、産婦人科医や助産師さんのサポートも手厚いので、相談しながら不安を和らげていきましょう!
また、パパもしっかりサポートし、ママと一緒に無事な出産を迎えましょう!
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